こんばんは
最近はYahooやLINE、ドコモのd払いなどのニュースが多いです。
楽天は携帯事業がうまく進んでないことに加えて、直近の決算が赤字だったこともあり、株価も落ちていますね。
今回はそんな楽天が"大丈夫なのか""本当にヤバいのか"調べてみました。
19年3Q決算内容
早速業績のハイライトです。
左上から順番に見ていきますと...
連結売上高(+14.7%, 前年同期比)
グローバル流通総額(+27.1%)
国内EC流通総額(+18.4%)
楽天カードショッピング取り扱い高(+28.9%)
楽天カード・・・
(めちゃくちゃ良いじゃないですか!!)
はい、赤字の原因は左下にこじんまり書いてありますね。
「Lyft社の減損損失 約1030億円を計上」
※Lyft(リフト)は、アメリカの運輸ネットワーク企業です。
本業は絶好調であるにも関わらず、投資の含み損を計上したことが赤字転落の主要因ですね。
(単純にモバイル事業がパンクしたのかと思っておりました。)
赤字原因について
Lyftに基づく損失について
Lyftの損失はIPO後の株価下落による含み損が原因だと記載されています。
しかしながら安い時に買っていたので、ROI(投資利益率)とIRR(内部収益率)の指標で見ると良い投資だったとしています。
数字の見せ方の様な気もしますが、ソフトバンクのWeWorkの様な莫大な損益に比べたら全然大丈夫ですね。
本業も絶好調そうですし、しっかりと膿を出したといったところでしょうか。
携帯事業について
問題の携帯事業です。
携帯事業の業績内容
積極的な設備投資によって赤字を計上していますが、これは仕方がないところですね。
(今後どんどん投資費用が拡大していきパンクしなければ...)
実現したい技術
楽天が行おうとしている従来のキャリアと大きく異なるネットワークの特徴が「ネットワークの仮想化」です。
(正直理解しきれておりませんが)ざっくり説明すると、重たいハードをたくさん使っていた従来のキャリアの基地局(図右上)に対して、ソフトウェアを活用することで、安く簡単に基地局(図右下)が作れますというものです。
(しかも重たいハードがあまりないのでメンテナンスも楽で低コスト)
(正直他の会社も同じことやってくるんじゃないの?と思いましたが、、、実際にドコモが導入している様です笑。しかしながら、ドコモが過去に導入した機器を全て仮想化するのはコストがかかる+初の導入は不安点が多いので、ゼロからスタートする楽天の様な企業が仮想化のメリットを最大に享受できる様です。)
進捗状況
ご存知の様に10月から少数の無料ユーザーに対してお試し版としてサービスを提供していますね。
当初は10月に自前設備での携帯キャリアサービスが(お試しではなく)開始予定でしたので、予定より遅れている様ですね、
楽天モバイル、10月より携帯キャリア事業としてのサービスを開始 | 楽天株式会社