皆が口を揃えて言いますね。
2020年最も重要なイベントは米大統領選挙だと。
ただ、資産運用を始めてから初めての大統領選挙なので、正直"どのように追ったらいいか"わかりません。
そこで、ざっくり調べて自分用のメモにしました。
（米国大統領制度は中学？高校？習った気がしますが無論全く覚えていませんでした...汗）
米国大統領選の仕組み
アメリカは民主党と共和党の二大政党制となっており、それらの党の代表者が一騎打ちで大統領選を戦う。
勝者が次の大統領となる。（前回はヒラリーvsトランプ）。
そのため、大統領選は以下の二つに大別できる。
2020年2月〜8月
①政党内の代表者を決める争い（同じ政党の人と戦う）
2020年9月〜11月
②代表者同士の一騎打ち（ライバル政党と戦う）
共和党の代表は現職のトランプ氏になる可能性が高いなので、民主党の代表が誰になるか、どんな経済、外交政策を掲げているのかで世界経済は影響を受けそうですね。
（当然トランプのツイートの影響も強く受けますが笑）
民主党の主要な候補者
各候補者のプロフィールはNHKが公表しています。
www3.nhk.or.jp
主要な候補者は以下の3名です。
オバマ前政権では、2009年から８年間、副大統領を務めた超大御所。
経済政策としては、最低時給を１５ドルに引き上げる方針を打ち出している。
また、現政権は富裕層や大企業への減税を行っただけでなく、低所得層や中間層の生活を一層厳しくしていると批判しており、富裕層への減税に資金を費やす代わりに、がんやアルツハイマー病に投資すべきと言及している。
トランプ氏からは「スリーピー・ジョー＝寝ぼけたジョー」と揶揄されている。
Elizabeth Warren
上院議員で元ハーバード・ロー・スクール教授、「反ウォール街」の姿勢を貫く女性議員
経済的政策としては困窮する中流階級への支援を訴え、一部の経営者が利益を牛耳るビジネス界に対して批判的な姿勢を貫いていて、大企業や富裕層への増税を主張している。
日経ではウォーレン・リスクなる言葉も取り上げられている。
米ウォール街が身構える「ウォーレン・リスク」 :日本経済新聞
トランプ氏からは「ポカホンタス」というあだ名を付けられ揶揄されている。
Bernie Sanders
格差の是正を訴えており、若者に人気の無所属だが民主党会派の議員
経済政策としては、最低時給を１５ドルに引き上げる方針、公立大学の無償化を打ち出している。
外交には厳しく中国政府とのいかなる形の自由貿易協定にも、すべて反対。
トランプ氏からは「Crazy Bernie」とあだ名を付けられ揶揄されているが、トランプ大統領のことを「病的虚言者」と呼び反撃している。
どの候補者も格差是正を目的にしているものの、どの記事を見ても、Elizabeth Warren氏が最も大企業やウォール街に"厳しい候補者"と見られていますね。
具体的な大統領選のスケジュール
具体的なスケジュールもNHKwebに記載されています。主要なものとして
アメリカ大統領選挙2020｜NHK NEWS WEB
２月３日 アイオワ州で「党員集会」
ー各党の候補者選びがスタートー（キックオフ）
３月３日 スーパーチューズデー
ー各州の候補者選びが集中するー
➡︎Warren氏が有力候補になるかどうかで株価が動きそう？
７月13日-16日 民主党の全国党大会
➡︎Warren氏が代表になるかどうかで株価が動きそう？（早期に決まる可能性あり）
８月24日-27日 共和党の全国党大会
１１月３日 大統領選挙
歴史から学ぶ大統領選の経済への影響
まず第一に経済がしっかりしているときは現職の大統領が有利というジンクスがあるそうです。
そして現職の大統領が再選する年はS&Pが成長していた過去があります。（楽天証券勉強会資料より）
歴史だけ見ると、トランプ氏が再選しそうなら米国株はホールド、落選やWarren氏の人気が高まってきたら警戒が必要そうですね。
なお、日本経済への影響は以下の方のブログが非常にわかりやすかったです。
manetatsu.com
何れにせよ、経済に関するニュースはちゃんと追っていきたいですね。
では、最近のトランプ大統領のツイートでお別れです。
ではまた！
